あっという間に気づけば2月も終わり。
まだまだ寒くてヤんなる慶史でございますこんばんわ。
めずらしく順番通りに日記が戻ってまいりました。
とりあえず記憶があるうちに書いちゃおうと思います。
〈午前〉
本日の出席者は4名。少な(笑)。
でも先週からわかってたことだったので
予めやることを予告しときました。
そしたら、ビデオカメラを某嬢から預かってきた初ゲスト。
慶「カメラ?なんで?」
ゲ「撮って、ちょうだいだって~。」
皆「…え。撮るの?」
一身上の都合でもう少しの間稽古に来られない某嬢。
その間、自分の代役が入っているその場面を見ときたいんでしょう。
芝居って、ダンスと違って途中経過を見るの恥ずかしいんだよね (笑)。
まあ彼女の気持ちもわかるので、撮るのは後にしようということになり
まずは普通に立ち稽古。
あんまりやってこなかった場面なので、動線から確認。
舞台上にいる人数は少ないんだけど、キャラクターの性格によって
動き方が変わってくるので、やってる本人達がしっくりきてなおかつ、
見てる方が「うざくなく、退屈でなく、不自然でなく」なるぐらいまで、
何度か試します。
12時を少し過ぎた頃、カメラマンさん登場。
ひょっこり現れて軽く打ち合わせを済ませてお帰りになりました。
フットワークの軽いお方です。
〈午後〉
まずは午前の続き。
何度かくり返して、なんとなく決まったところで。
「……撮るか…。」
ところが、実際撮ろうとしたら
カメラと被写体の位置が近すぎて全体が入らない。
こうなったら……。
ということで、ふすまで仕切られた
空いている隣の部屋(←たまたま使っている人がいなかった)まで
進入してぶち抜きで撮ることに。
横幅は狭いけどこの際仕方がない。
ぎりぎりまで使ってRec.ON。
……まあ、なんとか撮れました。
さすがに誰もそれを見てみようとは言い出さず(笑)。
預かってきた人とは別の人が持って帰ることになりました。
後日落ち合って渡すんだそうな。近所だからね。
本日の任務、無事完了。やれやれ(^^;A)。
その後、初読みの時から気になってた、ある役の長台詞をチェック。
本人とても真面目なので、あまりに言い募ると混乱させてしまいそうなので
とりあえず、しばらく様子を見ることにしました。
そんなこんなで人数少ない割りに、4時を10分ほど過ぎたところで終了。
お疲れ様でした。
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今回、日記でよく書かれる「台本が分厚い」という件について。
この「分厚い」には「一行が短い」という側面があります。
しかしこういう台本の難点は何かと言えば
とにかく覚えにくいこと。
台詞は、ある程度2行とか3行とか固まっている方が
実は覚えやすかったりするんです。
反対に一言ずつの会話となると。
例えば
A→自分→B→A→B→A→C→自分
という台詞の順番だとします。
覚えるのは一言だから、それだけを覚えるのはさほど難しくはないです。
ただこの流れをある程度覚えておかないと、
誰の次に喋るのか。何を喋るのか。
一言な分、正しい順番で台詞を出さないと、
下手したら半ページ分ばっさりと台詞が飛んだりして
同じ場面に出てる子たちを
混乱の渦→リピートの罠
に引きずり込むことになります。
恐ろしや。
↑これが起ったときの
打ち上げの吊し上げは
爆笑ものですが。
こうなってくると集中力の勝負。
お互い自分のことで必死(笑)。
頭の中で台本のページをめくりながら、
視覚と聴覚の情報をすりあわせていく。
忙しい。そして疲れる。
私の書いた台本でいくと「おらしお」とか「鋼媛記」とか、
まっすぐ悲劇に向かっていくものも
きりきりとした集中力がいるのですが、
今回のようなコメディはまたちょっと違った集中力がいるのですね。
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今週はあんま書くことないかと思ったけど、
みんなが「分厚い」とか「多い」とか言うもんだから
少々くどくてうざい弁解をさせていだだきました。
あ、そうだ。一つだけ情報を。
ここを読んで下さっているお客様へ。
この台本、メンバーに
「朝か昼の連ドラみたい。」と言われました。
「スピンオフとかできそう。」とも。
……これって情報か……?
まあ、いいか。
ところで、今回。
実は本編の後につけるおまけの企画が
まだ決まってません(爆)。
そろそろ決めんと。やばし。
さあ、なににしようか。
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